Overview
SC-OBC Module A1 FPGA (以下 SC-OBC-A1 FPGA)は、Space Cubics製 OBC "SC-OBC Module A1"の FPGAに搭載されるシステムです。
SC-OBC Module A1は 3U以上の CubeSatをターゲットとする On Board Computer(以下、OBC)です。 メインプロセッサ用デバイスとして AMD (旧 Xilinx) 製 Artix-7 FPGAを採用し、FPGAにインプリするソフトコアの ARM Cortex-M3を核としシステムを構成します。 FPGAを採用する事で、インターフェースの種類や数を 柔軟にカスタマイズする事が可能です。
SC-OBC-A1 FPGAには、ユーザーのIPコアを実装するためのモジュールが準備されており、AXIバス規格に適合した IPコアを設計する事で、簡単にシステムに組み込む事ができます。
SC-OBC-A1 FPGAのシステムは大きく 6つの機能に分割されます。
System Controller
System Controllerは、FPGAのクロック, リセットを生成するためのモジュールです。 このモジュールで生成されるクロック, リセットは、FPGA全体に供給されます。
CPU Subsystem
Space Cubics OBCの FPGA機能を司る CPUを構成するモジュールです。 CPUには ARM製の Cortex-M3を採用しています。 ARM Cortex-M3 Design Start FPGA-Xilinx editionをベースとし、ITCM(Instruction Tightly Coupled Memory)や、バスIPなどで構成されます。
HRMEM (High-reliability Memory)
HRMEMは、CPUが使用するメインメモリです。 CPUとの接続は AMBA AHBで構成される CPU Local Busで行われます。
CPU Local Busは ARM Cortex-M3の Instruction code AHB, Data code AHBをまとめたバスで構成されています。 CPU Local Busでメモリと直接接続する構成とする事で、Instructionアクセスのレイテンシーを最小限に抑えるように設計されています。
Main AXI Bus System
Main AXI Bus Systemは、CubeSat向けの OBCシステムとして必須となる機能の中で、アクセススピードが比較的重視されるIPコアをまとめたシステムです。
このバスには、コンピュータシステムとして必要なメモリコントロールIPや CubeSatのメインの通信バスとなる CANのコントローラIPなどが接続されています。
Low Performance IP Bus System
Low Performance IP Bus Systemは、CubeSat向け OBCシステムとして必須となる機能の中、アクセス頻度の低いIPコアをまとめたシステムです。
このシステムは AHBを採用する事で、IPコアの回路規模を小さくする事ができます。 このバスには、システムレジスタやI2Cコントローラなどが接続されます。
Mission Bus System
Mission Bus Systemはユーザーが CubeSatのミッションを行うための機能を実装するシステムです。 OBCの出荷時に Flash Memoryに書き込まれている標準イメージ (以下、標準イメージ)では、このシステムには UART、I2C、SPI、GPIOコアが接続されています。 ユーザーは、Mission Bus Systemを再設計したり、標準イメージとして実装される回路を修正したりする事により任意のシステムを実現する事ができます。
このシステムは、バスとして AXIが採用されています。ユーザーはAMDが提供する IPコアを用いる事によって簡単にシステムを構築する事ができます。
Outline
| Feature | Description |
|---|---|
FPGA Device |
AMD (旧 Xilinx) Artix-7 (XC7A200T-1FBG676I) |
CPU Core |
ARM Cortex-M3 Design Start FPGA Xilinx Edition r0p1 |
On Chip SRAM (ITCM for Boot) |
32 KByte |
HRMEM (High-reliability Memory) |
4 MByte |
Internal System Bus |
CPU Local Bus: AMBA AHB3 32 bitMain Bus: AMBA AXI4 32bit |
DMA |
Not Support |
Interrupt Support |
16 User interrupt signal |
Watchdog Timer |
Space Cubics TRCH-FPGA watchdog system |
FPGA Configuration Flash Memory |
32 MByte/Redundancy (S25FL256L) |
Data Store Flash Memory |
32 MByte/Redundancy (S25FL256L) |
FRAM |
512 kByte x 2 (CY15B104QSN) |
Control Area Network (CAN) |
Conforms to the ISO 11898-1, CAN2.0A, and CAN2.0B standards Supports bit rates up to 1 Mb/s |
Space Communication Bus (SCBus) |
この機能は、現在開発中です |
I2C Interface |
SC-OBC Module A1 On Board I2C x 1 channel |
FPGA User IO |
User IO Group 1 x 16 pin (IO電圧可変) |
Debug Port |
ARM SW-DP (Serial Wire Debug Port) Interface |